初の第1回目となる過去アニメ紹介。今回は今夏で大絶賛の人気アニメ「メイドインアビス」の魅力を執筆いたしましたので是非ご覧ください♪
※1期の感想と評価になります。
まず初めに本作の評価は………
脚本 9/10pt
作画 10/10pt
キャラクター 8/10pt
音楽 9/10pt
声優 9/10pt
評価/90.5pt/星4.0
いやぁ…滅茶苦茶面白かったです‼︎
※本作にはグロい描写が多々ある為、過激な描写に抵抗がある方はご視聴をお気をつけください。
[あらすじ]
人類最後の秘境と呼ばれる、未だ底知れぬ巨大な縦穴「アビス」。 その大穴の縁に作られた街には、アビスの探検を担う「探窟家」たちが暮らしていた。 彼らは命がけの危険と引き換えに、日々の糧や超常の「遺物」、そして未知へのロマンを求め、今日も奈落に挑み続けている。
[感想]
まず本作の1番の美点はなんといっても壮大な世界観と美しい背景美術ですね。
本当に良質な映画を観た満足感でした。
初めはリコとレグの2人旅で、12歳の少女と機械の体を持つ少年でアビスの探検をすること自体無茶なことなんですが、リコの遺物目録を全て暗記している知識量とレグの40m以上伸びるアーム、「火葬砲(インシネレーター)」を備え持つ能力、子供ながら2人が連携して困難を乗り越えるさまは爽快です。
それから1期の終盤でリコが絶体絶命の危機に陥るのですが、2人の前に現れたのが本作のもう1人の主要キャラクターであるナナチ。
こちらのキャラクターが非常に魅力的でここから面白さが跳ねた印象です。
私的ベストEPである13話「挑む者たち」
この回は本当にアニメ史に残る傑作回でした…
回想にて、ボンボルドの残酷な人体実験でミーティは呪いを受けてしまうのですが、其の経過の描写は観るに耐えない程の悲痛さでした。
強烈な余韻の残し方が凄まじい…
のちにナナチはミーティと共にボンボルドの元を離れ、共に生活をする訳ですが、その光景がとても悲惨で、ミーティを苦しませずに殺せる方法を日々模索するナナチの挺身を観て、改めて本作は感情移入のさせ方が巧みだと感じました。
そしてナナチがレグの「火葬砲(インシネレーター)」を間近でレグに求める訳です。
ミーティを殺してくれと…。
…それから本作のハイライトであるナナチがミーティの最期を見届けるシーン。
レグが「火葬砲(インシネレーター)」を発射する寸前、ナナチがミーティの方に向かい喚き立てながら抱きしめるシーンは本当に感動ものです…
リコの夢では暗闇の中で怖くてずっと泣いている子の泣き声を聞いていて、リコは夢の中でその子をずっと慰めていたんですが、煙のような匂いがして、泣き声がやんだという。
そのときリコは、その子の横顔と「憧れに溢れた眼」を見たとのこと。
その子の正体というのはまさにミーティの魂であり、殺された時に苦しみから解放されたことを示唆している。
幻想かも知れないけど、この夢のエピソードでナナチ、そして視聴者は眉を開いたことでしょう。
このエピソードは終始、感情を揺さぶられ続け、観た後の余韻が凄まじい回でした…
[まとめ]
個人的に本作はファンタジーアニメの最高傑作であり、2017年の新作で最も面白い作品でした。
昨夜、最終回を迎えた「メイドインアビス 烈日の黄金郷」ですが、2期まで経っても面白さは全く衰えず、1話1話とても濃厚に描かれているのでまだ視聴していない方がいれば是非視聴してみてください。
以上。
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ではまた次回もお楽しみに♪