転生王女と天才令嬢の魔法革命1,2話
第1話サブタイ「 王女と令嬢 魔法革命 」
第2話サブタイ「 趣味と実益 助手獲得 」
まず始めに今回の評価は………
〈1話〉星4.5〈2話〉星4.0です。
総括してアニスフィア役の千本木さんのアフレコは今期の中でも白眉の出来でした。掴みとしては抜群に良かったです！
[1話あらすじ(公式より引用)]
前世の記憶を持つ王女、アニスフィアは魔法で空を飛ぶという夢のため、日夜怪しげな研究に勤しんでいた。ある夜、アニスはお手製魔女箒の試験飛行で、貴族学院の夜会に飛び込んでしまう。そこでは、天才公爵令嬢のユフィリアが王子アルガルドから婚約破棄をつきつけられていて！？
[2話あらすじ(公式より引用)]
夜会で婚約破棄をつきつけられたユフィリアを強引に連れ出したアニスフィア。王宮に連れていくと、それぞれの父の前で、消沈するユフィリアの名誉回復のために、自身の助手とすることを宣言。ついでに、一緒に暮らすことまで決めてしまい！？ そして、二人の奇妙な同棲生活が始まろうとしていた……
[感想]※特別に2話分の感想を執筆しておりますのでそれぞれ短めに纏めております。
冒頭から主人公であるアニスフィアのアクションで始まるんですが、こちらの作画が相当気合が入っていて、同じディオメディア作品で声優繋がりのガーリッシュナンバーの1話を想起させます。正直後半までこのクオリティが保つかどうか心配になりますね…。
本作の1番面白いところはアニスフィアの破天荒な言動とそれを最大限に引き立てる千本木さんの卓越した芝居付けです。なんといっても彼女の演技があまりに素晴らしくてキャラクターの会話だけで凄く見応えのある仕上がりになっていました。
アニス「は？あんたの陰キャ趣味の方がよっぽどカスなんだが？」←中でもアニスフィアとティルティの会話は少し毒舌な台詞も混ざりあっていて個人的にはお気に入りです笑
彼女の破天荒な言動というのも、切り倒したモンスターの顔を被り物にして王都を出歩いているところも異様過ぎて面白いんですよね笑
そしてアニスフィアの弟であるアルガルドがユフィリアに対し公衆の面前で冤罪を着せて尚且つ婚約破棄までしてしまいます。
初回の印象でいえばアルガルドというキャラクターが凄く悪く映っていますが、一応主要キャラクターでありアニスフィアの弟でもあるので別の誰かが陰で糸を引いている可能性は十二分にあり得そうですね。
そしてそんな辛い心境のユフィリアを勇者のごとく救い出したのがアニスフィアでした。王道ながらこういう胸熱展開は大好物です…！
自分がユフィリアならこの時点で彼女に一目惚れしていますね。THE主人公といった性格でとても魅力的に映っていました。
ラストのメルヘンチックなモノローグも粋で初回で一気に心を掴まれました…！
続いて第2話の感想になりますが、今回で一気にアニスフィアとユフィリア、両者の関係が深まったように感じました。まぁまさかベットインまでしてしまうとは思ってもいませんでしたが…笑
1話は脚本と作画が優れていたのに対し2話は凄く百合描写に力を入れていたなぁと…ここまで本格的な百合作品になろうとは…(歓迎)
ただまだまだユフィリアのバックボーンも明らかになっていないので彼女に感情移入できなかったところが惜しいです…。
近いエピソードでいうならリコリス・リコイルの3話でしょうか。あそこまでクオリティが高い訳ではありませんが、とにかく2人の描写が尊くて目の保養としてこれほど適した作品はありませんね。リコリコ同様本作にもオタクの求める理想郷が詰まっていそうです。
今後はもっと面白くなるポテンシャルが本作には秘めていると思っているので期待を込めてこれから感想の方を綴っていきたいと思います…！
[追記]
2話の冒頭でオープニングが初公開されましたが、『D.C.III 〜ダ・カーポIII〜』Da Capoルート オープニングテーマや『ダイスの神』シーズン2オープニング主題歌を手がけたYURiCa/花たんさんが作曲ということで凄く耳に残る心地よいポップナンバーとなっていました♪
中でもサビ部分でアニスフィアとユフィリアが手を繋いで草原を駆けるシーンが尊くて大好きです…！
いち百合好きとしてアニスフィアとユフィリアの此からを見守らせていただきます。
以上。
[主な登場人物(公式より引用)]
アニスフィア・ウィン・パレッティア（アニス） ＣＶ：千本木彩花
パレッティア王国王女。
前世の記憶があり、魔法で空を飛ぶことに憧れている。
しかし、本人は魔法を使えず、怪しげな研究を繰り返す 奇行ぶりから、キテレツ王女呼ばわりされている。
ユフィリア・マゼンタ（ユフィ） ＣＶ：石見舞菜香
マゼンタ公爵家の令嬢。魔法のみならず、勉学、政治、武芸に至るまで完璧な天才美少女。
王子アルガルドの婚約者で、次期王妃として期待されているが……
イリア・コーラル ＣＶ：加隈亜衣
アニスフィアの専属侍女。過去、アニスフィアに助けられたことから、彼女に深い忠誠を抱いているが、普段の態度はクールで毒舌。
アニスフィアを公私共に支える姉のような存在。
アルガルド・ボナ・パレッティア ＣＶ：坂田将吾
パレッティア王国王子にして、唯一の王位継承者。婚約者のユフィリアと姉のアニスフィアに対し、複雑な感情を抱いている。
学院では、元平民の令嬢レイニと親しくしているらしく……。
レイニ・シアン ＣＶ：羊宮妃那
元平民の男爵令嬢。
アルガルドと同じ学院に通い、何かと親しくしている。
健気な態度、可憐な容姿、柔和な笑みに魅了される生徒が続出中との噂。
ティルティ・クラーレット ＣＶ：篠原 侑
クラーレット侯爵家令嬢。体質の問題で魔法をうまく扱えないため、アニスフィアの共同研究者となり、いつしか気の置けない悪友に。
[INTRODUCTION(公式より引用)]
パレッティア王国王女、アニスフィア・ウィン・パレッティアには前世の記憶がある。 魔法が当たり前に存在する世界に転生し、魔法使いに憧れるアニスフィアが夢見たのは、 魔法で空を飛ぶという、破天荒で非常識なことだった。 けれど、なぜか魔法が使えないアニスフィアは日夜、 キテレツ王女とあだ名されながら、怪しげな研究に明け暮れるはめに。 ある夜、お手製魔女箒で空へ飛び立ったアニスフィア。 暴走する箒が飛び込んだのは、貴族学院の夜会。 そこでは、魔法の天才と噂される完璧公爵令嬢ユフィリアが、 アニスフィアの弟・アルガルド王子から婚約破棄を宣言されているところだった。 声もなく流されるユフィリアの涙を見たアニスフィアはそっと手を差し伸べる。
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