もういっぽん! 1話
サブタイ「いっぽん!」
まず始めに今回の評価は………
星5.0(満点)です!まっすぐ芯のある脚本でとても面白かったです。本作が十中八九今期の(面白さ的な)覇権を握りそうですね。
[あらすじ(公式より引用)]
青葉中柔道部の園田未知と滝川早苗は中学最後の試合に臨んでいた。これでもう柔道をやめようと決めた未知は「スパっと一本勝ちで終わりにする!」と宣言する。しかし、結果は真逆で相手の絞め技で一本を取られ、その瞬間の失神した顔のアップがネットで晒されるという悲惨なこと。何とも残念な終わり方になってしまったが、これで柔道は卒業して受験に専念。9カ月後、青葉西高校には無事に合格した未知と早苗の姿があった。
[感想]
「あつい汗、少しの涙、畳の香り。わたしたちの、青春の記憶」
冒頭の「青春」を感じさせる劇伴や台詞に清々しいカタルシスを得ました。
実は自分も高校生の頃に2年間程ですが柔道をやっていて、実際柔道をアニメーションで直に観てみると感慨深いものを感じました。
本作の主人公である園田未知も作中で顔を打撃して軽い怪我を負っていましたが、当時は自分も膝と足を損傷したことがありましたね…
柔道の競技シーンの臨場感の出し方、人体の構造から関節の動き、上体をひねった時のポージング等アニメーションの描き方が素晴らしくて凄く見栄えのいいものに仕上がっていました。
元々柔道アニメ自体が全くと言っていいほど存在していないので凄く新鮮に感じます。
柔道のシーンは凄く気合いが籠っていましたが、その分キャラクター同士の会話はかなりコミカルに見せてきて、会話のみのシーンは極力手を抜いて絶対視聴者に魅せたいところを全力でやるスタイルが緩急も効いていて凄くいいですね。
キャラクターデザインこそ特徴的ですが、この可愛すぎない絵柄が作風にマッチしていて作品の良さがより引き立っていると感じています。
勿論、「お兄ちゃんはおしまい!」や「転生王女と天才令嬢の魔法革命」などは滅茶苦茶絵柄が可愛いうえに作風とマッチしているから成立しているんですが、本作はこの絵柄でいい、美少女な感じじゃなくて、丸っこくてほのかに可愛いらしいこのキャラクターデザインがむしろ愛らしいんです。
今回の1番の見どころはラストの背負い投げでいっぽんとるシーンですね。渾身の作画、カメラワーク、音の演出、撮影処理等ほんと見事にアニメーションで魅せられました。
あとラストの園田の台詞も凄く良かったです。
「柔道もする」
「彼氏も作る」
「いっぽん取りまくる!」
自分の高校時代なんかは青春をほとんど贈ってきませんでしたが、本来はこれくらい青春を謳歌すべきだと思っています…苦笑
最後までキャラクターの掛け合いや空気感が絶妙で青春譚としてこれから凄く期待できそうですね…‼︎
メッセージ性に関しては一貫していて、真っ直ぐな作風がとても好みでした♪♪
まだまだ初回なので不明瞭な点も多いですが、近い作風で例えるなら本作は「かげきしょうじょ‼︎」並みに化ける可能性を秘めた作品だと思っています。
以上。
[主な登場人物(公式より引用)]
園田未知cv:伊藤彩沙
青葉西高校一年生。明るく表裏のない性格で、「一本」の気持ちよさが好き。早起きが苦手。
滝川早苗cv:安齋由香里
未知の中学からの友達。真面目で優しい性格だが、未知へのツッコミはちょっと厳しい。
氷浦永遠cv:三浦千幸
口下手でおとなしいけれど、道着を着ると強い。未知と柔道をするために青葉西に入学した。
南雲安奈cv:稗田寧々
未知の幼なじみで、剣道部所属。押しが強く、未知を剣道部に入れようと何度も誘っている。
姫野 紬cv:永瀬アンナ
青葉西高校三年生。部活には入っていないようだが…?
[INTRODUCTION(公式より引用)]
柔道はもう卒業! 高校では彼氏作って甘酸っぱい三年間を送るんだ。 日焼けすると道着が擦れて痛いし、寝技で髪の毛抜けまくるし、 寒稽古つらいし、鼻血は出るし、骨折するし失神するし、 たいして強くなれなかったから、もうやらないって決めたの。 だから......だから思い出させないでよぉ。 この”一本”の、気持ちよさ。
↑U-NEXTであれば多くのアニメ、映画作品が見放題❗️
31日間無料なのでとてもおすすめです。
↑以前投稿した記事もぎっしり書き綴っておりますのでこちらもよろしければご覧ください🙏
↑今後とも、アニメの感想や魅力等を発信していきますので宜しければTwitter(@hamache_ese)のフォロー、いいね等よろしくお願いいたします🙏
↑こちらのボタンも押していただけると創作活動の励みになりますm(_ _)m