もういっぽん！ 7話
サブタイ「秘密兵器先輩」
まず始めに今回の評価は………
星3.5です。一長一短、良いところと良くないところが混在していました。
[あらすじ(公式より引用)]
青葉西柔道部が次に目指す大会は高校柔道3大タイトルの一つ・夏の金鷲旗（きんしゅうき）。団体戦は1チーム5人制だが、初心者ゆえ出場を避けた南雲安奈を加えてもメンバーが一人足りない。もう一人のメンバーとして夏目先生の脳裏に浮かんだのは、3年生の姫野紬だった。
[感想]
新キャラクターの姫野先輩登場回。前回のラストでチラッと登場していましたが、彼女が興味深い葛藤を内面に抱えていました。
合同練習相手として、霞ヶ丘高校のメンバーが登場。
「秘密兵器」と未知が言ったあとに亜美が一瞬振り向くカットを挟んできたところも芸が細かくて良かったです。
姫野先輩と夏目先生のダイアローグの内容として、姫野先輩は不本意な形で辞めざるを得なかった、先輩たちが居なくなり1人で練習するのがままならなくなり、しんどいのがやだと言ったり髪のことを気にしたりするところも女の子を非常にリアリスティックに描いていて好感。主要キャラクターの中でも姫野先輩が1番現実にいそうなタイプだと感じました。
個人的に今回少し違和感があったのは姫野先輩が部活を復帰するまでの流れがハイテンポ過ぎたことですね…。元々本作のテンポ感自体凄く駆け足なんですが、姫野先輩が部活を復帰するまでの流れをもっとじっくり描いていればより感動できたかと…。2クールあればまだしもこの原作量を1クール12話で綺麗に落とすとなればこの構成は致し方なし。
未知のカツラ姿が意外と似合っていて笑いました。未知自身彼氏も欲していると言っていましたが、この見た目の方が男性受けは正直良さそうですね笑
柔道に対して思い入れが無くなった姫野先輩でしたが、亜美の電話で気持ちが変わることに…。
未知の柔道に対して真剣に取り組む姿勢、彼女の熱にあてられて再び入部を決意するんですが、亜美といい姫野先輩といい、2人とも未知によって変えられていて、全話を通してみても早苗や永遠、南雲も皆、未知に変えられているのが明確となっています。
やっぱり未知は周りをいい方向に変える「台風の目」のような存在になっていて彼女が主人公として凄く魅力的に映っていました。
ブルーロック風に言うと姫野先輩が加わったことでこれからどういう化学反応を起こすのか…
1ヶ月と短い期間ではありますが、女子団体戦の活躍を楽しみにしております。
以上。
[主な登場人物(公式より引用)]
園田未知cv:伊藤彩沙
青葉西高校一年生。明るく表裏のない性格で、「一本」の気持ちよさが好き。早起きが苦手。
滝川早苗cv:安齋由香里
未知の中学からの友達。真面目で優しい性格だが、未知へのツッコミはちょっと厳しい。
氷浦永遠cv:三浦千幸
口下手でおとなしいけれど、道着を着ると強い。未知と柔道をするために青葉西に入学した。
南雲安奈cv:稗田寧々
未知の幼なじみで、剣道部所属。押しが強く、未知を剣道部に入れようと何度も誘っている。
姫野 紬cv:永瀬アンナ
青葉西高校三年生。部活には入っていないようだが…？
[INTRODUCTION(公式より引用)]
柔道はもう卒業！ 高校では彼氏作って甘酸っぱい三年間を送るんだ。 日焼けすると道着が擦れて痛いし、寝技で髪の毛抜けまくるし、 寒稽古つらいし、鼻血は出るし、骨折するし失神するし、 たいして強くなれなかったから、もうやらないって決めたの。 だから......だから思い出させないでよぉ。 この”一本”の、気持ちよさ。
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