アキバ冥途戦争5話
サブタイ「赤に沈む!三十六歳生誕祭!」
まず、始めに今回の評価は………
星5.0です。いやぁ…いつにも増して面白かったです!!本当に全く失速しませんね。
[あらすじ]
滞納している“おひねりちゃん”を返済する為に、とんとことんの売上を伸ばそうと思案するなごみ。
そんな時、ねるらからイベントをすることを提案され、明後日が誕生日だった嵐子のバースデイイベントを開催することにするのだが……。
[感想]
始めに嵐子さん、36歳のお誕生日おめでとうございます🎉1話を見終わった時はあまりの躊躇の無さに唖然呆然としましたが、今となっては仲間想いで優しい一面のある彼女に少し惹かれつつあります。
さて本題ですが、率直に言えば今回で「とんとことん」のことが始めて好きになりました…!
店長「金は無い、予算じゃなく頭を使え」ゆめち、しぃぽん、ゾーヤ、店長の4名がもやしで生活する描写を観て分かる通り、もとより予算がなく閉店寸前のメイド喫茶なわけですが、そんな過酷な状況の中、なごみが嵐子の為にバースデーケーキを用意して盛り上げようと提案します。
そして嵐子の誕生日祝いなんて誰がくるんだよと皆から嘲笑われてしまいます。
始めはゆめちや店長の印象がとても悪く映っていましたが、彼女たちの迫真の演技にはまんまと騙されてしまいました。
実は彼女たちはもやし生活で貯金を貯めて、バースデーケーキ🎂を用意していたんですね。悪役を装って実は仲間想いなとんとことんに胸が沁みました…
可愛いもの好きとしては小倉唯さんの透明感のある素敵な声質が大好きな訳ですが、今回は腹黒メイドの薫子役ということでこれはこれでアリですね〜(キャラクター自体はとてもゲスですが…苦笑)
そして、薫子になごみと嵐子が捕まってピンチに陥ってしまいますが、そんな2人の会話の中にも良い台詞がたくさんありました。
嵐子「私はとんとことんへ来ることができて良かったです。」今まで誕生日サプライズなんてろくにされたこともなく、四面楚歌だった彼女が互いに仲間のことを信じ合える居場所を築けたことに感動しました。
そして絶体絶命の中、仲間の為に命を張って殴り込むとんとことん。彼女らが如何になごみと嵐子を大切にしているかが分かる肝心な場面でした。こういう胸熱展開は大好物です…!
ラストシーンで嵐子の誕生日祝いをする訳ですが、箱から出したケーキが小さくなっていて即店長を縛り上げる展開は笑いました笑 もはや「店長」の貫禄がこれっぽっちもありませんね笑
「この日初めて、大切だと思える人達が出来てしまった。」
なごみの暖かい台詞で締めるラストも非常に良くて、笑いだけでなくこういうハートフルなエピソードもやってのける作劇に脱帽です。
誕生日記念という訳か今回は特殊エンディングが取り入れられており、歌とダンスがキレッキレな手描きのダンスシーンで見事に締めくくりました。
笑いあり、アットホームさもてんこ盛りで、メッセージ性などは未だ不明瞭ながら、手数の多さで押し切るギャグがひたすらに利いていて、いつまでも飽きさせない作りになっています。
個人的に全話を通して1番満足度が高いエピソードでした♪
以上
[主な登場人物]
和平なごみ(CV:近藤 玲奈)
可愛いメイドさんになることを夢見て、秋葉原に上京してきた女の子。
自分が思い描く、憧れのメイドさんになるべく日々奮闘する。
万年嵐子(CV:佐藤 利奈)
長い期間離れていたが、また秋葉原に戻ってきた元メイド。
寡黙なタイプで、笑顔を見せる事がない
ゆめち(CV:田中美海)
ツインテールが特徴の店のエースメイド。ぶりっ子で人気だが、頭の回転が速く策士な一面もある。
しぃぽん(CV:黒沢ともよ)
見た目通りのギャル。客に対してタメ口になったりするが、フレンドリーで意外と好評らしい。結構芯のあるタイプ。
ゾーヤ(CV:ジェーニャ)
とんとことんへ新たに加入したロシア出身のメイド。
拳を交えた嵐子の事を尊敬している。
間違った日本語を覚えることも。
店長(CV:高垣彩陽)
天性のトラブルメーカーっぷりで、常に周りを巻き込んでしまうダメ人間。昔はメイドだったらしい。
御徒町(CV:???)
パンダの着ぐるみを着ているお店のマスコット的存在。その他全てが正体不明である。
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