チェンソーマン8話
サブタイ「銃声」
まず始めに今回の評価は………
星5.0(満点)です!衝撃的過ぎて没入しました…。この容赦の無い残虐なストーリーラインこそチェンソーマンの強みですね。
[あらすじ(公式より引用)]
衝撃的なファーストキスを経験したデンジ。
酔いつぶれた勢いそのままに姫野の自宅にかつぎこまれ、誘惑されるも――。
[感想]
これが観たかった…と感じる程に一話単体として非常に完成度が高いエピソードでした。
前半パートにて、マキマさんがデンジくんはこれから死ぬまでいろんな初めての味を体験するという台詞を吐くんですが、彼女が言うとより不気味に感じて、一層不安を煽りますね。まるでデンジがこれから災難に遭うことを示唆しているかのような…
同盟により、デンジとマキマさんをくっつける代わりに私とアキくんをくっつけてよと提案する姫野先輩。そして先輩と後輩の関係ではなく、「友達」というより親しい間柄になったからこその後半パートの惨劇が辛くなります…….。作者である藤本タツキ先生も敢えてこういう構成にしたんでしょうが、本当に容赦ないですね(褒め言葉)
そして何と新幹線の車内にてマキマさんが何者かに撃たれる衝撃展開。前回の燥ぎ回っていた飲み会が嘘のようなどんでん返しっぷり。この展開で視聴者の視線を釘付けにしたことでしょう。一気にダークファンタジーの片鱗が垣間見えました。
サムライソードが見参。キャラクターデザインと戦闘スタイルが抜群にカッコいい分、本体が凄くモブキャラのような見た目でギャップを感じます。
非常に強力な敵キャラクターでありアキくんの狐の攻撃を喰らっても眼球を切り裂いて脱出されてしまいます。
追随して蛇使いこと沢渡アカネという敵キャラクターも参戦しますが、彼女は一体何者なのかも気になりますね。
そして姫野先輩の最期。私の全部あげるから と言った直後、無数の手が敵対者に襲いかかる構図も禍々しくて、演出や音響面も含め、かなり印象強いシーンでした。MAPPAのアクションがチェンソーマンの作風に合っていないという意見を以前からちらほら見かけますが、こういうキャラクターの死亡シーンを描く際にはMAPPAの美しい映像美が巧くジャストフィットしていて最高の出来でした‼︎
彼女の最期が遺体も残らず、跡形もなく消えさるのが余計胸に突き刺さります。
正直、姫野先輩がこんな序盤に亡くなるとは思ってもいなかったので流石に唖然としましたね…。キャラクターの死亡シーンでここまでの衝撃度はまどマギ3話を彷彿とさせる程です。
前回は敵があまりに呆気なさ過ぎて消化不良でしたが、今回はその真逆ですね。バトル作品は基本的に敵サイドが味方サイドより強ければ強いほど絶望感が増して熱くなるんですよね。他作品だとBLEACHの尸魂界篇やハンターハンターのキメラアント編などが良い例です。
毎話素晴らしいクオリティですが、今回はとりわけ作画と展開の緩急が凄まじい回でした。
第8話エンディング・テーマ
TK from 凛として時雨「first death」
作詞・作曲・編曲 TK
「first death(最初の死)」まるでこれから幾多の惨劇が待ち受けているかのような曲名で、チェンソーマンはここからが本番だと言わしめる程に強烈なエンディングでした。
以上。
[主な登場人物]
デンジ(cv.戸谷 菊之介)
本作の主人公。自称16歳。死別した父親の借金を返すべく「チェンソーの悪魔」であるポチタとともに非正規のデビルハンターとして働く少年。のちにポチタと契約し、悪魔の心臓を持つもの 『チェンソーマン』となる。
ポチタ(cv.井澤 詩織)
チェンソーの悪魔。デンジと契約をし、デンジの心臓となる。チェンソーを模した子犬のような見た目をしている。
マキマ(cv.楠木 ともり)
デンジの上司の女性。内閣官房長官直属のデビルハンターで、同僚や同業者からも畏怖される存在。
早川 アキ(cv.坂田 将吾)
デンジの3年先輩の男性。髪を後頭部の高い位置で結っている。
パワー(cv.ファイルーズ あい)
デンジのバディ。「血の魔人」。魔人としては比較的知能と理性があったためマキマに保護され、デビルハンターとしての訓練を受けている。
[INTRODUCTION(公式より引用)]
『チェンソーの悪魔』ポチタと共にデビルハンターとして暮らす
少年デンジ。親が遺した借金返済のため、貧乏な生活を送る中、
裏切りに遭い殺されてしまう。薄れる意識の中、
デンジはポチタと契約し、悪魔の心臓を持つもの
『 チェンソーマン 』として蘇る ─ 。
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