ぼっち・ざ・ろっく!4話
サブタイ「ジャンピングガール(ズ)」
まず始めに今回の評価は………
星5.0です‼︎ メッセージ性が詰まった、素晴らしいエピソードでした‼︎
[あらすじ]
喜多郁代が再び「結束バンド」に加入し、メンバーがそろい、バンドとして本格始動する。そんな中、山田リョウがオリジナルソングの作曲をし、後藤ひとりが作詞を任されることになる。ひとりは作詞を通してバンドらしさと自分らしさの違いに思い悩む。
[感想]
ぼっちちゃんの全力の首振りがひたすら可愛いらしいアバン。
喜多さんの真似をしようとしてキャラ崩壊するぼっちちゃん笑、本気で心配する両親 4話目にして新たなトラウマが…
自分も学生時代に独自で漫画を制作していた頃があったのですが、その時頭の中でキャラクター同士が戦うシーンを妄想して実際そのキャラクターになりきって台詞を声に出したりしてそれを母親に見られてうあああフラッシュバックがぁぁぁぁ!!!!
……閑話休題、ぼっちちゃん役の青山 吉能さんのいい意味でハメを外しすぎている演技がとても光っていました。
そしてこのアー写、全然結束している感じがしない笑
「有識者が言うにはオープニングでジャンプするアニメは名作」確かにあながち間違ってはいませんね笑
ここのカットがどう見ても同じCLOVER WORKS制作の「明日ちゃんのセーラー服」の画風にしか見えません笑
今回はとりわけ演出の誇張が激しかったですが、其れ等を全て笑いに変えるシナリオ力には恐れ入りました🙏
そして個人的に今回のハイライトは演出面ではなく、ぼっちちゃんとリョウの「個性」というテーマに着目したダイアローグの部分です。
売れるために必死になって、どんどん歌詞を売れ線にしてそれが嫌になって辞めたリョウ。
実際、自分の作りたいもので売るのは凄く難易度が高いんですが、自分の楽しいように、やりたいように活動することが1番幸せですよね。
「個性を捨てたら死んでるのと一緒だよ」
この台詞には痺れました。
根暗でどんよりな歌詞になってもぼっちの好きなように歌詞を書いてと伝えるリョウ。
バラバラな個性が1つに集まって、それが結束バンドの色になる。
あれ…リョウって前回までは変人のイメージが強かったですが、こんなにカッコいいキャラクターでしたっけ…と急に彼女の好感度が爆上がりしました。
最終的に暗い歌詞になったものの個性を追求し、自分らしいリリックに仕上げたぼっち。少ないかも知れないけど、彼女の歌詞はきっと誰かの心に深く刺さるはず……。実際こういう売れ線を狙わず、自分らしく夢を追いかけているグループの方が応援したくなりますよね。
そして結束バンドの集合写真を部屋中に飾り、薄汚い声で笑うラスト。その直後に新EDとは恐れ入りました…!
こんなに深いストーリーテリングの後にも必ずオチを忘れないところは流石の一言です。
EDのアニメーション制作は「Pie in the sky」ということでエンディング1つに他の制作会社が携わっている時点で作品に対する愛をふんだんに感じます。
それぞれ4人の個性が眩しい程に光っているこの「結束バンド」というグループが自分は大好きです…❗️❗️❗️
以上
[主な登場人物]
後藤 ひとり(ごとう ひとり)(cv. 青山 吉能)
誕生日:2月21日 / 血液型:B型
本作の主人公。ギター、作詞担当。秀華高校1年→2年。
対人関係が苦手で初対面の相手とは目も合わせられず、服装は常にジャージ、家では暗い押し入れでギターばかり弾いている「陰キャラ」少女。
伊地知 虹夏(いじち にじか)(cv. 鈴代 紗弓)
誕生日:5月29日 / 血液型:A型
ドラム担当。下北沢高校2年→3年。明るく世話焼きなバンドのまとめ役。かつてはバンドマンで現在もライブハウスの店長を務める星歌の影響で幼い頃からバンド文化に触れてきており、業界事情にも詳しい。
山田 リョウ(やまだ リョウ)(cv. 水野 朔)
誕生日:9月18日 / 血液型:AB型
ベース、作曲担当。下北沢高校2年→3年。風変わりな趣味をしており、変人と呼ばれると喜ぶ。無口無表情で友達も少ないが、ひとり曰くコミュ症ではなく「1人でいるのが好きな人」。
喜多 郁代(きた いくよ)(cv. 長谷川 育美)
誕生日:4月21日 / 血液型:A型
ギター、ボーカル担当。秀華高校1年→2年。「人と関わるのが大好き」と自称するように社交的で友達が多く、SNSなども積極的に活用するいわゆる「陽キャラ」。
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