ぼっち・ざ・ろっく!11話
サブタイ「十二進法の夕景」
まず始めに今回の評価は………
星4.0です。相変わらず演出力が天才的ですね。土台作りは万全、最終回に期待が膨らみます。
[あらすじ(公式より引用)]
文化祭初日、伊地知虹夏と山田リョウは、後藤ひとりのクラスのメイド喫茶に遊びに行く。喜多郁代と共に不在のひとりを探し、4人で合流した後は文化祭を回る。そして、2日目のライブに向けて準備を進める。
[感想]
メイド服のぼっちちゃんが逃亡。彼女の性格上安易に想像がつく展開ですが、ダーウィンが来た!のパロディネタ、ダーウィンが喜多!という痛快なパロディを挟んできてとても面白かったです笑
原作だとここのシーンは2コマでパロディなどありませんでしたが、相変わらず奇抜な演出をふんだんに取り入れてきて原作の何倍も面白さが増している印象です。
お化け屋敷で、怖がる虹夏ちゃんと喜多ちゃん、それとは対照的に全く恐怖を感じないリョウさんと陽キャに怯えて固まるぼっちちゃんの両ペアの反応があまりに違いすぎてツボでした笑
マリオン柄クレープ、料理作画も本当に美味しそうに描くなぁと感心します。因みに自分はクレープには目がないので、もし文化祭でクレープが売っていたら即買しますね…笑
他にも展示を見たり千本引きをしたりと文化祭を満喫する描写が盛りだくさんでしたが、なんとこれらのシーンも原作だと3コマ程度しか描かれておらずほとんどがアニオリなんですよね。本当にアニメになってからの話の膨らませ方が秀逸です。
ぼっちちゃんも今回の文化祭が始めて楽しいみたいで何よりです。自分も高校の文化祭をぼっちで過ごした経験があるんですが、その時は漫画研究部の部長だったのもあり、なんとか部室に籠って1日中過ごしていましたね…。
今まで結束バンドの皆に出会うまではぼっちちゃんも1人で文化祭を回っていたかと思うのでやっぱり友達がいるのといないのではこんなにも景色が違って見えるんだなぁと今更ながら青春の喜びを噛み締めます…。
きららアニメでCV千葉繁さんの声が聞けるのは新鮮でした。実際、千葉繁さんはザコ役に愛を注いでるお方でもあるのでこれ以上の適任はいませんね笑
あんなにイカついお客さんを只者じゃないと屈服させるぼっちちゃん、実際はただ気を失って変顔していただけなのが笑えます。
自分としては推しの虹夏ちゃんのメイド服姿が拝められただけでもう大満足です♪
リョウさんもなんかいつにも増してイケメンでちょっぴり垢抜けた印象でした。
そして本番前日に体育館を観に行くところも妙にリアルでここも実はアニオリなんです。本当に何から何まで丁寧に描写するところは流石ですね。
そして遂にライブ当日、観客の量はライブハウス「STARRY」のライブ時の比ではないものとなっています。
きくりさんは相変わらずサイコっぷりを発揮していましたが、この体育館の舞台上に置いてある缶が今後のキーアイテムになることはまだ誰も知る由もない……。
最後の一瞬だけ別の場面に切り替わる演出も非常に素晴らしかった…
開けっ放しの押し入れ、これはぼっちちゃんが結束バンドという"仲間"を見つけて押し入れから外の世界に羽ばたいた(自分の殻を破った)ことを示唆しているんでしょうが、本作は本当に「成長」を正面から感じられる作品だと改めて痛感します。
今回は本当に滅茶苦茶良い所で区切りましたね。
1話では「転がるぼっち」というサブタイ、12話では「君に朝が降る」というサブタイですが、これが実は…
「ASIAN KUNG-FU GENERATION」の転がる岩、君に朝が降るのタイトルを1話と12話にも持ってきているんですよね。非常にエモい演出でもあり、ASIANリスペクトを強く感じられます。
最終回のライブシーンといえば、今年の冬に放送された「明日ちゃんのセーラー服」も「ぼっち・ざ・ろっく!」と同様アニメーション制作がCloverWorksさんで最終回は同じく体育館で演奏した作品なんですよね。ただ自分にとって明日ちゃんは美しい作画、ぼっち・ざ・ろっく!は面白い作画という印象なので、本作の場合はどんな凄いライブを魅せてくれるのか…
円盤も購入予定ですので製作陣の皆様、ロックの詰まった圧巻のライブシーンを期待しております……🙏
以上。
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[INTRODUCTION(公式より引用)]
“ぼっちちゃん”こと後藤ひとりは
会話の頭に必ず「あっ」って付けてしまう極度の人見知りで陰キャな少女。
そんな自分でも輝けそうなバンド活動に憧れギターを始めるも
友達がいないため、一人で毎日6時間ギターを弾く中学生時代を過ごすことに。
上手くなったギターの演奏動画を“ギターヒーロー”としてネットに投稿したり文化祭ライブで活躍したりする妄想なんかをしていると、
気づいたときにはバンドメンバーを見つけるどころか友達が一人も出来ないまま高校生になっていた……!
ひきこもり一歩手前の彼女だったが
ある日“結束バンド”でドラムをやっている伊地知虹夏に声をかけられたことで、
そんな日常がほんの少しずつ変わっていく――
[主な登場人物]
後藤 ひとり(ごとう ひとり)(cv. 青山 吉能)
誕生日:2月21日 / 血液型:B型
本作の主人公。ギター、作詞担当。秀華高校1年→2年。
対人関係が苦手で初対面の相手とは目も合わせられず、服装は常にジャージ、家では暗い押し入れでギターばかり弾いている「陰キャラ」少女。
伊地知 虹夏(いじち にじか)(cv. 鈴代 紗弓)
誕生日:5月29日 / 血液型:A型
ドラム担当。下北沢高校2年→3年。明るく世話焼きなバンドのまとめ役。かつてはバンドマンで現在もライブハウスの店長を務める星歌の影響で幼い頃からバンド文化に触れてきており、業界事情にも詳しい。
山田 リョウ(やまだ リョウ)(cv. 水野 朔)
誕生日:9月18日 / 血液型:AB型
ベース、作曲担当。下北沢高校2年→3年。風変わりな趣味をしており、変人と呼ばれると喜ぶ。無口無表情で友達も少ないが、ひとり曰くコミュ症ではなく「1人でいるのが好きな人」。
喜多 郁代(きた いくよ)(cv. 長谷川 育美)
誕生日:4月21日 / 血液型:A型
ギター、ボーカル担当。秀華高校1年→2年。「人と関わるのが大好き」と自称するように社交的で友達が多く、SNSなども積極的に活用するいわゆる「陽キャラ」。
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