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軌跡の風景に涙【ぼっち・ざ・ろっく!12話(終)感想,評価】

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ぼっち・ざ・ろっく!12話(最終回)

サブタイ「十二進法の夕景」

まず始めに今回の評価は………

 

 

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星5.0(満点)です。最後まで自分の作風を貫き通した最終回、本当にお見事でした‼︎

※総評は後日挙げる全作品の総括の記事で追記いたします。

 

 

[あらすじ(公式より引用)]

 バンドを組み様々な人たちに出会い、ひとりでは今まで見えてこなかった景色がそこには広がっていた。

 スティックが1曲目へのカウントを刻み、結束バンド4人の文化祭ライブがいま始まる。

 

[感想]

youtu.be

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最終回でのライブシーンは期待通り圧巻のクオリティでした♪ オープニングをカットし、いきなり新曲を披露したことで自分の中で開幕からひたすらボルテージが上がっていましたね。

手描きでここまでキャラクターの表情や指先、髪の靡きまで丁寧に描ききったことがまず素晴らしい。文化祭ということもあって結束バンドが今まで以上に楽しく演奏しているのが伝わって観てるこちらも嬉しくなりました♪

そんな演奏シーンに没入している中、ぼっちちゃんだけが下を向き始めます。

客席側でぼっちちゃんの異変にいち早く気付いたのは廣井きくり、元々ねくらでぼっちちゃんと相通ずるものがあった彼女だからこそ異変にすぐさま気付いたのかもしれませんね。

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ペグが故障し演奏もままならない状態で、他の結束バンドの皆は打ち合わせをしていないにも関わらずアドリブを挟むんですが、このシーンはひたすらに熱かったです…‼︎

皆にとってぼっちちゃんは幾多のピンチを救ってくれた"ヒーロー"だったわけですが、今回は3人がぼっちちゃんを引っ張っていくことになります。その想いに応えるかのように彼女はこの土壇場で"ボトルネック奏法"を披露。

ボトルネック奏法とは?

ギターの奏法のひとつで、スライドバーと呼ぶ棒を指に装着または持ち、弦がフレットや指板から浮いた状態のままバーを任意の位置で弦に接触させ、ピッキングして発音する奏法

正直楽器系にはあまり詳しくないのでけっこう調べましたが、このボトルネック奏法というものは凄く難易度が高く、フレットを押さえていたとしても狙った音が出せない状態だったんです。

そんな中、ぼっちちゃんはボトルを使うことで自分の耳を頼りに正しい音程が保てるようになった。これは相当な技術がないとできない奏法で今まで押し入れの中で黙々と永遠に引いていた努力が実を結んだ瞬間でもあったんですね。

そして勿論成長したのはぼっちちゃんだけではありませんでした。

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放課後、リョウさんに練習を見てもらっていた喜多ちゃんも今回のライブではぼっちちゃんを最前で引っ張ったり、勇気づけたりと彼女も成長を感じさせる描写がたくさんありました。

保健室のシーンでも喜多さんのぼっちちゃんに対しての呼び方が後藤さんから"ひとりちゃん"と名前呼びになっていて、更に2人の距離感が縮まったのも良かったです…!

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ぼっちちゃんのお父さんが金ならあると言った際のぼっちちゃんの顔芸がいつに増して迫力がありました(個人的に今までの彼女の顔芸でトップクラスに好きです笑)

広告収入で30万は凄すぎる…自分もブログは始めたてとはいえまだまだ夢のまた夢です。

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大金を手にして遂にサイヤ人と化したぼっちちゃん、9話ではヤムチャしていた彼女がこんなにも進化するとは…

遂に今回で最後を迎える陰キャあるあるのコーナー。

「バイトを辞めるのを切り出すのが1番大変」

凄く共感できますが、こればっかりは陰キャの方以外にも当てはまるケースはありますね。

自分も学生時代はお弁当屋で働いていた時代がありましたが、あの店はパワハラ寸前だったというか、当時は洗い物が遅かったらタックルされて怒鳴られていたので入って2ヶ月で辞めたくなりましたが、自分に勇気がなく、結果半年近く続ける羽目になりました…。自分にとって当時の職場はかなり重苦しく、唯一の救いは廃棄のお弁当をもらっていたことくらいでしたね…苦笑

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閑話休題、星歌の「ぼっちちゃん優しい///」と言って照れるところは非常に尊かったです…

その後の「私はサプライズ派なんだ」って台詞も普段はツンツンツンデレな彼女だからこそよりキュンとします♪

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ここの異様な光景とリョウさんのツッコミもツボでした笑

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「アキバ冥途戦争」でも推しがラーメンを食べながら吐いたり、本作の推しは急にトリコ並にムキムキになったりと今期の推してるキャラクターは皆、最終回で豹変してて面白かったなぁ…(白目)

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もう1話に関してはニコニコ動画で5回以上は見返したので、初回と最終話の対比はすぐに気付きました👍ここもまた見事でしたね。

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結束バンドのありきたりな会話の中にエンディングを挿入してくるところもまた良くて、のちに下北沢の背景を投影し始めるんですが、制作陣はほんと余韻に浸らせるのがめちゃくちゃに巧いなぁと感心します。

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学校→ぼっちちゃんが虹夏ちゃんと始めて会った公園→ STARRYと1話の流れをもってきつつ最後に結束バンドで初のアー写を撮った場所が映るんですが、ぼっちちゃんにとってこの場所は初めての友達と写真を撮った思い出深い場所でもあるので、締めくくりには丁度いい背景でした。

この映像の1番いいところはぼっちちゃんにとってかけがえのない軌跡を投影した特殊エンディングをぼっちちゃん(cv. 青山 吉能さん)が歌っていることですね。

今回はライブシーンが1番の見どころかもしれませんが、自分はエンディングの演出に最も箔がつきました。

歌唱:後藤ひとりのcoverによる「転がる岩、君に朝が降る」本作は本当に最初から最後までぼっちちゃん役の青山 吉能さんの演技に圧倒されてきましたが、最後の最後でこんなに素晴らしい歌声が聴けるとは思わずひたすら感動しました…。

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「今日もバイトかぁ」で締めるところも実に本作らしい緩いラストでしたが、最初なんかバイトをすることを拒絶していた彼女が今では当たり前のように行けるようになったのも成長が感じられて凄く感慨深いものがありました。

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終始、個々の演出が非常に丁寧かつ上手く魅せていて、"アニメーションの真髄"が詰まっていました。

制作に携わった皆様、本当にお疲れさまでした。

こんな素晴らしい作品に巡り会えて感無量です。

[追記]

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今回、結束バンド が秀華祭にて演奏した

『忘れてやらない』

『星座になれたら』

以上2曲のLyricVideoがYouTubeにて公開されましたが、どちらも凄く凝ったmvとなっており自分にとっては今年最大のクリスマスプレゼントでした🎁✨

私もこんな名作ずーっと『忘れてやらない』

以上。

 

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[主な登場人物]

後藤 ひとり(ごとう ひとり)(cv. 青山 吉能)

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誕生日:2月21日 / 血液型:B型

本作の主人公。ギター、作詞担当。秀華高校1年→2年。

対人関係が苦手で初対面の相手とは目も合わせられず、服装は常にジャージ、家では暗い押し入れでギターばかり弾いている「陰キャラ」少女。


伊地知 虹夏(いじち にじか)(cv. 鈴代 紗弓)

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誕生日:5月29日 / 血液型:A型

ドラム担当。下北沢高校2年→3年。明るく世話焼きなバンドのまとめ役。かつてはバンドマンで現在もライブハウスの店長を務める星歌の影響で幼い頃からバンド文化に触れてきており、業界事情にも詳しい。


山田 リョウ(やまだ リョウ)(cv. 水野 朔)

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誕生日:9月18日 / 血液型:AB型

ベース、作曲担当。下北沢高校2年→3年。風変わりな趣味をしており、変人と呼ばれると喜ぶ。無口無表情で友達も少ないが、ひとり曰くコミュ症ではなく「1人でいるのが好きな人」。


喜多 郁代(きた いくよ)(cv. 長谷川 育美)

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誕生日:4月21日 / 血液型:A型

ギター、ボーカル担当。秀華高校1年→2年。「人と関わるのが大好き」と自称するように社交的で友達が多く、SNSなども積極的に活用するいわゆる「陽キャラ」。

 

[INTRODUCTION(公式より引用)]

“ぼっちちゃん”こと後藤ひとりは
会話の頭に必ず「あっ」って付けてしまう極度の人見知りで陰キャな少女。
そんな自分でも輝けそうなバンド活動に憧れギターを始めるも
友達がいないため、一人で毎日6時間ギターを弾く中学生時代を過ごすことに。
上手くなったギターの演奏動画を“ギターヒーロー”としてネットに投稿したり文化祭ライブで活躍したりする妄想なんかをしていると、
気づいたときにはバンドメンバーを見つけるどころか友達が一人も出来ないまま高校生になっていた……!
ひきこもり一歩手前の彼女だったが
ある日“結束バンド”でドラムをやっている伊地知虹夏に声をかけられたことで、
そんな日常がほんの少しずつ変わっていく――

 

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