アニ徹

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【私的2022年アニメ総合ランキング🎞】

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ラブコメの完成形「その着せ替え人形は恋をする」

音楽アニメの二大巨頭「パリピ孔明」「ぼっち・ざ・ろっく」

唯一無二の世界観 「メイドインアビス烈日の黄金郷」

数多の名作の中から1位に輝いたのは…!?🥇 是非ご覧ください♪

※注意/あくまで個人的主観と僅かながら相対評価も含まれております。

感想を執筆する際、本編の内容に触れることがありますのでネタバレ等ご了承ください🙇‍♂️

個人ルールとして年内に評価した作品は全体を見て最大5.0点まで得点調整を行なっております。

進撃の巨人 The Final Season、僕のヒーローアカデミア(第6期)、BLEACH 千年血戦篇などまだ完結しきっていないタイトルは対象外とさせていただきます。

あと、

『サイバーパンク エッジランナーズ』

『TIGER & BUNNY 2』

こちらの2作品は現時点では地上波で放送されていない為対象外とさせていただきます。

 

まず始めにTOP20〜11位のタイトルはこちら

(※感想はTOP10の作品のみ執筆いたします)

20位:古見さんは、コミュ症です。 第2期(春)

19位:よふかしのうた(夏)

18位:86―エイティシックス―(冬)

17位:ハコヅメ~交番女子の逆襲~(冬)

16位:SPY×FAMILY(春、秋)

15位:チェンソーマン(秋)

14位:アキバ冥途戦争(秋)

13位:であいもん(春)

12位:モブサイコ100 Ⅲ (秋)

11位:時光代理人 -LINK CLICK-(冬)

11〜20位でもかなり濃い作品が揃いました。中でも特に印象に残ったのは時光代理人 -LINK CLICK-、であいもん、アキバ冥途戦争の3作品です。

それではTOP10(本編)へどうぞ……!

 

 

【私的2022年アニメ総合ランキング🎞】

10位:明日ちゃんのセーラー服()  評価88.0pt/星3.9

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脚本7/作画11/キャラクター8/音楽9/声優9

個人的2022年のアニメーション大賞です。

作画から構図、演出までとにかく素晴らしくて、本当に美術館に行ったかのような満足感が得られます。

物語に起伏はなくストーリー重視で観ている方には不向きな作品かと思いますが、それでも学校での青春の描写にはどこかノスタルジーな気持ちになり、大きな出来事がなくとも心に残る世界観がそこにはありました。

性癖を露骨に押し出してくる作風も賛否が分かれていたりと万人におすすめできる作品ではありませんが、少なくとも一定数のアニメファンにはめちゃくちゃ刺さる内容となっております。今まで観てきた中で"美しい"という表現が最も似合うアニメ作品でした。

 

 

 

9位:リコリス・リコイル() 評価88.6pt/星4.0

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脚本7/作画10/キャラクター9/音楽9/声優10

オタクが求めていた理想郷がこの作品には詰まっていました。

なんといってもいみぎむる先生のキャラクターデザインが素晴らしく、服装、目、特徴的な髪色など凄くこだわって作られていたところも好印象でした。

いかに登場人物の魅力が重要かを改めて感じさせてくれる作品でもあります。

千束の言葉に心を動かされ、自分の居場所を見つけていくたきな。最初は色々と固い彼女でしたが千束によってどんどん表情が豊かになり、そんな彼女に引っ張られて変化していく過程が尊いんです。

少女のガンアクション作品だと「プリンセスプリンシパル」や「ガンスリンガーガール」などが挙げられますが、懐古厨でもない1アニメファンから言わせるとこういう少女のガンアクションものの中でもリコリコは決して劣ってはいませんでした。

この作品の1番の美点は千束を演じる声優の安済知佳さんの演技。適役過ぎたと言いますか、役者のこだわりがもの凄く詰まっていて魂のこもった演技というのはまさにこのことだと感じました。個人的に今年No. 1のアフレコだったと思います。

 

 

 

8位:サマータイムレンダ()  評価89.1pt/星3.9

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脚本10/作画9/キャラクター8/音楽8/声優9

今年観たアニメ作品で1番脚本、構成が練られていたと感じました。

この作品は何事も凄く丁寧に描いていて、わざわざキャラクターがループの仕組みについてきめ細かく説明してくれるんですよね。

過去のループ作品だとSTEINS;GATEやひぐらしのなく頃になどが挙げられますが、「ループ」という存在に対してここまで構造が練られた作品は未だかつて無かったんじゃないでしょうか。

あとSTEINS;GATEでも全く同じことが言えますが、こういう系統の作品は特に主人公サイドが追い詰められれば追い詰められるほど緊迫感が増して面白くなり、本作の場合は12話で慎平らがハイネやシデ相手に圧倒的劣勢を強いられるんですが、それからループして対抗策を講じてもハイネもループできるうえに刻印まで付けられてしまい絶体絶命の窮地に追い込まれてしまいます。

そんな中で慎平らがどうやって優位に立ち回れるか足掻くさまがとても面白くて考えさせられます。主要人物全員が賢いのでそれだけ駆け引きと頭脳戦がハイレベルで最後まで熱くなれました。紛れもなくループものの超大作です。

 

 

 

7位:平家物語() 評価89.4pt/星4.0

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脚本8/作画10/キャラクター8/音楽9/声優10

けいおんや聲の形、リズと青い鳥を担当した山田尚子監督作品。

個人的に本作は脚本よりどちらかというと、山田尚子監督の繊細な心情描写があまりに秀逸で彼女の細かな映像表現に深く感動した作品でした。

「諸行無常」の空気感にここまで没入できたのもサイエンスSARUさんの手腕あってこそでした。

声優陣も本当に豪華で中でも悠木碧さんの芝居は本当に素晴らしかったです。

「琵琶」という架空のキャラクターを登場人物の一人として平家物語という元々完成されていた世界に入れていた訳ですが、この試行がよく見えたかどうかは人それぞれだったと思います。が、成長した琵琶が語り部となり、琵琶は壇ノ浦の戦いで平家滅亡を見届けたのちに琵琶法師となって平家物語を後世に伝える大事な役目をもっており、この架空のキャラクターを加えたことで希望が持てるラストとなっています。自分の中でこの架空のキャラクターを加えたことでより箔がついたと言えるでしょう。

最終回を観終わったあとに羊文学さんが作曲された「光るとき」の歌詞をみると色々と込み上げてくるものがあります。

最終回のストーリーは初めから決まっていたとしても世界は美しい…本当に歌詞が平家物語そのものでメッセージ性が多分に含まれた素晴らしい作品でした。

 

 

 

6位:ダンス・ダンス・ダンスール () 評価90.3pt/星4.0

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脚本9/作画10/キャラクター8/音楽9/声優9

正直、ここまで物語の熱気に惹き込まれる作品だとは思ってもいませんでした。特に5話のラストシーンではアニメだからこそ表現できる臨場感と迫力満点の演出が鳥肌もので、バレエがこんなにも周りの人間を虜にするスポーツだとは思わず不意に感動させられました。

そんなスポコン作品であるにも関わらず本作は思春期の恋愛や友情の裏側に潜む羨望や嫉妬をこれでもかというくらいリアルに見せてきて叙情的かつ濃密な人間ドラマに仕立てており、最後まで感情を揺さぶられる圧巻の作劇でした。

 

 

 

5位:その着せ替え人形は恋をする() 評価90.4pt/星4.0

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脚本8/作画10/キャラクター10/音楽8/声優9

明日ちゃんのセーラー服と同様アニメーション制作はCloverWorksさんということでこちらももの凄いクオリティとなっています。

この作品の1番良かったところはラブコメ作品でありながら男主人公の五条くんがとにかく魅力的だったところです。

個人的ベストエピソードは4話ですね。コスプレ衣装を2週間後のイベントに間に合わせようとする五条くんでしたが、喜多川さんは今回のイベントに出るつもりはなく衣装ができるまで待つつもりでいたんです。

ただ勘違いと判明しても喜多川さんを責めずに胸を撫で下ろす五条くんがとにかく眩しくて、個々のキャラクターを愛せる脚本がしっかり詰まっていた点も凄く好印象でした。この回で本作は脚本も強い!と感じさせてくれましたね。

4話を除いて次に良かったエピソードは個人的に10話の五条くんと喜多川さんのデート回ですが、本作は本当にリアリティあふれるラブコメ描写が素晴らしいんです。これ以上続けると長くなりすぎるので端折りますが、結論としまして本作は「ラブコメの完成形」と言っても過言ではないくらい圧巻の出来となっていました。

 

 

 

4位:パリピ孔明() 評価90.4pt/星4.1

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脚本9/作画9/キャラクター9/音楽10/声優9

個人的に今年観ていて1番楽しかった作品ですね。

この作品の1番面白いところは孔明の計略を現代に取り入れてライブを成功に導く型破りな発想力です。

機材トラブルを装い、あえて偽装を相手に気づかせ、油断したところで実を取る「無中生有」や偽装襲撃で10万の矢(いいね)を集める「草船借箭の計」など三国志のリスペクトを強く感じられる脚本が凄く好印象でした。

よくこんな面白いアイデアを思いついたなぁと本当に感心させられます。

第6話の孔明とKABE太人のラップ回もKABE太人の心の「壁」を破る為にMCバトルで背中を押した孔明が本当に魅力的に映っていて大好きなエピソードでした。

そして最終回も本当に最上の幕引きで英子の歌を見聞きして「音楽」で人ってここまで感動させられるんだなぁと再認識させられました。

特にコロナが流行ったこの時代だからこそこんな暗い気持ちを吹き飛ばしてくれて、今となっては名作とうたわれるべきかけがえのない作品でした♪

youtu.be

英子のさくらんぼ🍒もノスタルジーが感じられて良きでした♪

 

 

 

3位:かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティック-()評価90.5pt/星4.1

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脚本9/作画10/キャラクター10/音楽8/声優9

秀逸なギャグセンスとコントを最大限に引き立てる演出力の巧みさ、1期、2期と変わらず3期目も本当に安定した面白さで駆け抜けてくれました…!

印象的だったのは5話のラップ回ですね。天才たちがここまでバカバカしいやり取りをするさまがめちゃくちゃ笑えてかつこんなただのラップ回なのに演出を多量に取り入れてきて、特殊エンディングのアニメーションもA-1 Picturesさんの秀逸な作画力が遺憾なく発揮されていて本当に圧巻でした。

最終回に関しては今年1番面白かったと言っても過言ではないほどの完成度で「二つの告白編(1時間スペシャル)」はまさにかぐや様という作品の集大成でもありもの凄くエモい内容となっていました。粋な演出の数々に心を奪われた1時間。

「恋愛は戦、好きになった方が負けなのである」

ラストでタイトルに繋げるところも憎く、ギャグもシリアスも満遍なくこなせる最も完璧に近しい作品だったんじゃないでしょうか。

 

 

 

2位:メイドインアビス 烈日の黄金郷() 評価91.5pt/星4.1

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脚本9/作画10/キャラクター9/音楽9/声優9

この圧倒的ボリューム感、本当に毎週映画を観ている様な満足感がありました。

本作の1番の美点はなんといっても緻密に設計された世界観です。

声優陣も非常に素晴らしい演技をされていましたが中でもファプタ役の久野さんの芝居が1番印象的でした。

登場人物の苦難や葛藤が心に突き刺さり、物語の展開が進むにつれのめり込んでいきます。中でもファプタとヴエコにスポットを当てたストーリー(主に総排出腔のシーン)は壮絶でした。

ワズキャンも最後まで味のあるキャラクターで決死隊「ガンジャ」のメンバーが非常に魅力的だったからこそ、2期がここまで盛り上がったと言っても過言ではありませんね。

本作でしか到底味わえない唯一無二の体験が得られて心の底から満足した第2期でした。

 

 

 

1位:ぼっち・ざ・ろっく!() 評価92.1pt/星4.3

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脚本9/作画10/キャラクター10/音楽10/声優9

作品によっての第1印象というのが其々あって

パリピ孔明だと「楽しい」、明日ちゃんのセーラー服だと「美しい」、リコリス・リコイルだと「可愛い」など様々ですが、本作の第1印象はただただ「面白い」なんですよね。

本作の「面白い」はあくまでストーリーに留まらず、絵の動かし方、演出の表現、キャラクターのリアルな言動(主にぼっちちゃん)、声優陣のエンタメ性が詰まったアフレコ、きららアニメであるにも関わらずこの作品は様々な分野で面白い!と感じさせてくれます。

あと忘れてはならないのが結束バンドの充実した楽曲です。

「Distortion!!」や「なにが悪い」など本当に名曲が多いんですが、個人的には「ギターと孤独と蒼い惑星」が1番好きで、この楽曲にはぼっちちゃんの想い、本心をぶつけるような魂の叫び声というのが全身に伝わってきました。

脚本やアニメーション、アフレコだけじゃなく音楽にまでここまで力を注いだことにも拍が尽きます。

アニメは総合芸術。全ての分野でハイスコアを叩き出し「面白さ」によって人気を博したまさに1位の座に相応しい名作でした…‼︎

[総括]

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2022年、個人的にかなり豊作な年だったと思います…‼︎ 春夏秋冬全体的にしっかり面白かった印象でしたが、個人的に春が1番好きな作品が多かった印象です。

そしてこのTOP10をみてもやっぱり今年はCloverWorksさんが圧巻だったなぁと感じさせます。

10位に「明日ちゃんのセーラー服」

5位に「その着せ替え人形は恋をする」

1位に「ぼっち・ざ・ろっく!」

TOP10の周りを埋めつくすかのようで本当にお見事でした。1年で新作を100作品近く観ているので、その中でTOP10に入ることは至難であるにも関わらず3作品もランクインしてくるという快挙を果たしてくれました。

個人的にアニメ制作会社の中ではA-1 Pictures(CloverWorks)さんが1番尊敬しています。

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そして毎年年末に「5chアニメランキング」という最もネットの中で大きなアニメランキングが公開されるんですが、改めて今年のランキングを見ても凄く信憑性が高いランキングとなっていました。

1位ぼっち・ざ・ろっく!、2位メイドインアビス 烈日の黄金郷は凄く納得ですが、1番驚いたのはアキバ冥途戦争が4位にランクインしていたことですね。あれだけ好みが分かれる作風だったにも関わらず平家物語や着せ恋を抑えてランクインしてくるとは全く思わずかなりの衝撃でした…!

以上。

2023年も皆さんの参考になるようなブログを執筆する予定なので今年度もどうぞよろしくお願いいたします🤲

 

 

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